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魔術師とマダム

文庫判 108ページ  500円

《魔女》の育てた小さい生き物が

《魔術師》になる話

下男として雇われた『私』は日々仰ぐマダムのお姿に《同じもの》に
なりたいと願った。《同じもの》――すなわち《魔女》に。
これはいつかの話。
人間たり得なかった『私』と変化を受け入れる『あなた』の話。

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幸運な子供たち

文庫判 300ページ  1000円

侵食され曝露され弄られて
わたしの中には《彼ら》の欠片が
混ざったまま

墜落事故でたったひとり生き残った『奇蹟の少女』ルォシー。
瀕死の彼女を救ったのは《オートクチュール》と呼ばれる高級医療機器だった。
その内部から繋がる電脳世界で出逢う、

オートクチュールの子供たち《ＥＨ(ウー)》。彼女の治療者たち。
安寧を求めて無電脳島に住まう人びと。
何を見て、何を感じて、拒絶して受け入れていくのか。
彼女の数奇な半生を辿る、漂う医療ＳＦ。

幸運な子供たち

A-D/C-P まるた曜子画集

B5判 24ページ  800円

刊行書籍の表紙や過去のアナログ／デジタル色鉛筆画を
一挙にまとめました。

​

「過去のをまとめたい」が一番の動機なのでなんと1990年代が入ります。

ADCP

君がまにまに

文庫判 72ページ  300円

シリーズ文庫化記念冊子

『羽化待ちの君』『Beautiful Days～碧の日々～』

この2冊読んでないとなんも面白くないと思う。たぶん。

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橙と要の短い話をぽつぽつ。

まにまに

庭常のサフトに小指をひたして

文庫判 120ページ  500円

私たち、どこへいこうか

この旅が寄る辺ないなんて誰が決めたろう

 

収録
『陽葵の太陽』俺と姪と姉貴
『15歳の夏』現代中学生の戦う自立ニア百合
『山鳩』和風ファンタジー鳥男
『あなたのとなりで』近未来学園SF女子キャッキャ
『就職戦線異形有リ』オカルトおねショタ不憫男子
　　　＋300SS　２編

書き下ろしはアンサーソングならぬAfter Hourです。(山鳩のみ無し)

​

サフト

野をゆくは魔女と景狼

文庫判 108ページ  500円

オメガ、一生添うのはあなただけ。

私が《魔女》でなくなっても。

 

『呼ばれる者』『引かれる者』『遠耳の子』――

《魔女》リネーアは《僕》オメガとともに

スカンディナヴィアはスヴェーリエの 夜に飛び、

昼を駈ける。 リネーアの目的は《魔女》の捜索。

スカンの《魔女》は11まで数を減らしていた――

 

1920年代から第二次世界大戦を経て 現代に連なる《魔女》の変遷。

使命と運命と友愛の物語。

野ゆき

花街ダイニング

文庫判 288ページ  800円

いっぱい得にしてあげるね！

だから根拠がな……まあいいか

 

人買いに隣国まで売られるところを

通りすがりの退役軍人《ササヅキ》に 助けられた、

10人の《石の子供(少女たち)》。

 

彼らに課されたのは『就職活動』！

最年少の《セリ》は みなと一緒に新生活に踏み出すが。

 

剣と魔法はしょぼしょぼの、 貧乏くさいなんてことないファンタジー！

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​R18小冊子付Ver. 900円もあります。

花街ダイニング

常磐木(ｴﾊﾞｰｸﾞﾘｰﾝ)に夕辺を刻む

文庫判 112ページ 短編集 400円

私たちは個にして全

 

寄り添う、背筋を伸ばす、孤独と向き合う

愛を挟んで繋がり隔たる私たち

 

 

おとなまったり百合「美しく、気高く、凛と立ち、」

アセクシャル青年「群青の道をゆく」

近未来ドメスティックSF「たましいのゆくえ」

近未来ファンタジー「魔女と運命」＋α。

 

ジャンルを跨いだ《恋愛の向こう》へ、あなたを誘う短編集。

常磐木に夕辺を刻む

淅瀝の森で君を愛す

文庫判 228ページ 800円

愛はなんにも解決してくれない、それでも。

 

懐こい笑顔で周囲を魅了し、ぽやんと暮らす義姉の連れ子《弟》なあ。

彼の養育を一手に引き受けて真っ当にすべく奮起する《新米姉》まお。

仔猫がじゃれ合うような姉弟のまじらい、あたたかでおだやかな家族の営み。

しかし幸福は好意に崩れる―――

 

惑う子供達の20年の漂泊。

ふたりの密やかな戦いの日々の先にあるものは―――

 

 

 

Not恋愛。精神的に痛々しい描写有り。

淅瀝の森で君を愛す

僕の真摯な魔女

文庫判 64ページ 200円

―――僕は未来を可能性を諦めない―――

 

《魔女》という万能ワードからは遠い、縛られた世界。

それでも心は自由だし選択肢はまだ0でなく、僕と君は共に歩いて行けると

笑うひとがいる世界。

 

魔女に恋した前向き尊大男前男子の揺るぎない想い。

世界のえぐみを飲み干しながら。

 

 

 

オムニバス形式。

僕の真摯な魔女

Beautiful Days ～碧の日々～

文庫判 180ページ 400円

「私はあんなものに大変にならないの」

 

わたしたちはゼロ距離で許しあうけれど重力と向心力と孤高を併せれば

最適解はいつも遠距離。

あなたと一緒にいたいから、わたしはひとりで翔ける――

 

 

【羽化待ちの君】続編

パーソナルスペース極広の橙を取り巻く人々とのあたたかい交流。

穏やかな日常を綴る日々。要と橙を繋ぐ徴。静謐な巣。

物理と心理的距離の最適解を模索しつつふれあう中で、

彼女は目指した『大人』になれたのか。

BeautifulDays

花と祝祭 КаждыйДеньЦветы иФестиваль

文庫判 380ページ 1000円

ここんちに来たこと、後悔させないから

大型わんこ忍耐系と溌剌お姉さんの一つ屋根の下の攻防

 

 

この家には欲しいものが全部あるから―――。

小学４年の夏休み、

晴禎が不仲な父母から隔離された先は伯父の白城家だった。

しっかり者の伯母、晴禎を引き取るために奔走してくれた伯父、

そしてくしゃりと頭を撫でて笑う従姉、絢音。

 

「あの１年」を取り戻したくて。

 晴禎の高専入学を機に15歳と25歳で再会したふたりの、

５年間の軌跡。少年の自立の物語。

花と祝祭

羽化待ちの君

文庫判 152ページ 400円

（観察してもらえば、大丈夫）

 

無敵と(感想で)言われるまでになった傷持ち少女の成長譚

 

小学６年生の橙はとある再会から４年前の事件を思いだす。

「子供のまま潰されたくない、

誰にも見つからないように『大人』になるんだ」

決意を秘め少女は蛹に籠もる。ただひとり、叔父だけを頼りに。

 

粗忽で胡乱な昆虫写真家の叔父を手伝う、

一見甲斐甲斐しくて男に都合良さげで健気な尽くし系少女の、

その本質を磨き上げる恋愛劇。

これは、やがて飛ぶための物語。

羽化待ちの君

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